明けましておめでとうございます。
ついに2022年がはじまりましたね。
今日は元旦ということで臨時投稿です。
今回はBトレについて自分が思うことを綴っていきたいと思います。
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0. Bトレって何?
まず「Bトレとはなんぞや?」という方もいると思うのでBトレがどんなものか説明します。
Bトレ(正式名称:Bトレインショーティー)とはかつてガンプラで有名?なBANDAIが販売していた組立式のNゲージ(1/150)スケールのショーティーモデルです。
簡単に言えば短いNゲージのプラモデルです。だいたいどんな車両でも1両60mm程度となっています。 ※一部例外有り
今回はそのBトレにはまってしまった経緯や魅力について勝手に語っていきます。
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Ⅰ. Bトレにはまった経緯
Bトレと初めて出会ったのは小学生の頃ですが、本格的に集めはじめたのは高一の頃で撮り鉄と同じく3年目です。
高校生になって最初に購入したものは[E26系カシオペア Bセット]です。小学生の頃にAセットを買ってもらっていたのですが、Bセットはその頃に買えなかったものでした。
ここから一気にはまり、DD51や20系客車を購入したり、419系を買ったりしていました(この頃から既に買ってる物がおっさんでした…)。
そして、一昨年(2020年)ついにN化を始めてしまいました。
(Bトレ沼人生のはじまりはじまり……)
ここからが本題です。
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Ⅱ. Bトレの魅力って?
1. ちいさくてかわいらしい
Bトレの魅力というと人それぞれあると思いますが、一番はショーティーモデルであることだと思います。
長手方向に短縮され、一部デフォルメされた姿はとても愛嬌のあるものとなっています。
Bトレの可愛らしさに惹かれた人は少なくないでしょう。
2. なんとなくリアル
妙にリアルなところも魅力のひとつでしょう。単にデフォルメするのではなく、ある程度のリアルさを損なわないように表現されています。
さらに、台車を形式毎に違う部品を付属させていたり、とんでもなく渋い車種を製品化したりとなかなかの拘りを感じます。
また、アングルによってとてもリアルに見えることがあります。車体が短いため、ちょっとしかカーブでも圧縮効果がかかったかのように見えたりします。
アングルは僕がBトレを撮影するときに結構大事にしているポイントだったりします。
3. 様々な形態を簡単に再現できる
組立式の模型であるBトレは鉄道車両ではよくある生産時期などによる形態の差異を部品を組み換えるだけで再現できます。
4. 小さくて集めやすい
BトレはショーティーモデルなのでNゲージと比べると省スペースで収納できます。
またNゲージと比べると安価で手軽にはじめることができます(生産が終わった今ではそうとも限りませんが…)。
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Ⅲ. Bトレの欠点
1. Nゲージ等と比べるとしょぼい
デフォルメモデルなので仕方ないところはありますが、Nゲージと比べるとしょぼいところがあります。Bトレはあくまでおもちゃなので仕方ないですが気になるところは気になってしまいます。
主にパンタグラフがペッタンこだったり、カプラー周りの造りがショボかったりします。
しかし、ちょっと加工することでそのしょぼさを補うことができます。
各鉄道模型会社が販売している部品を使えば、簡単にディテールアップできます。
例えば、パンタグラフは会社によってはBトレと同じ規格になっていてポン付けできることもあります。パンタグラフが上がるか上がらないかで印象は大きく異なりますよね。
2. 走行化が大変
Nゲージは走行させることを前提として製品化されているので、元からモーターや走行台車が付いていますが、Bトレはそうではありません。
Bトレはあくまでディスプレイモデル。走らせられる設計にはなっていますが、走行化(以下N化)には別売のパーツを買わなければなりません。
しかし、Nゲージを買うのとBトレをN化して走らせるのとではかかる値段が大違いです。
Nゲージのトレーラー車(以下T車)を1両¥2000、モーター車(以下M車)を1両¥5000として、Bトレ本体を1両¥600、T台車を¥300、M車を¥2000とすると、およそ半額で走らせることができます。
3. 車種が少ない
BトレはNゲージと比べると製品化されている車種がすくないです。
マニアックな事業用車が製品化されているのにメジャーな車種が製品化されていなかったり、同じ車種でもマイナーな塗装は製品化されていなかったりします。
塗装がないだけなら塗ればいい(とは言ってもなかなか難しい)のですが、製品化されていない車種を1から作るとなると難易度は塗り変えの比ではありません。
とはいえ似ている車種があれば作れないこともないです。この章のトップ画像のクモヤ443は183系と455系を組み合わせて作りました(なかなかのごり押しですが)。もちろん改造となると高度な技術が必要になってきますが……
Twitterやブログ等でもこのように製品化されていない車種を改造で作っている方を多く見かけます。僕がここまでBトレにはまったのはそのような方々に感化されたからということは言うまでもありません。
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Ⅳ. N化に対する個人的な思い
最後にBトレのN化に対する個人的な思いをまとめていきたいと思います。
僕のN化の方針として、まずはN化をする時は走行対応させるだけではなく手が入れられるところは手を入れてディテールアップするというものがあります。
1.前面/後面
走行化する際に、前面や後方はよく見えるところになるのでディテールアップは欠かしません。
例えば、機関車だとNゲージの分売パーツ(主にKATOのスカート)を使い、ディテールアップを行っています。
客車も似たような感じで、Nゲージの分売パーツでジャンパ栓表現の追加をしています。
どちらもNゲージのパーツを使うことによって、ディテールアップだけでなく連結もしっかりできるようになります。
2. 屋根上機器
鉄道模型では屋根もよく見えますよね。
パンタグラフやクーラーなど色々な機械が積まれている屋根上はディテールアップの宝庫です。
Bトレのパンタグラフはプラレールのように閉じた状態で造形されていて動かすことができません。
これもNゲージの部品を使います。各社販売しているパンタグラフの中からそれぞれの車両に合うものを探して取り付けます。
ポン付けできるものもあれば穴開け加工が必要なものもあります。
ですがやっぱりパンタグラフが上がるとかっこいいです。
また、パンタグラフ周辺機器(主に避雷器)も造形がショボかったりするのでNゲージ部品に取り替える加工もしています。
ついでに列車無線アンテナや信号炎管も取り付けたりします。
3. 部分塗装/ウェザリング
仕上げとして部分塗装やウェザリング(汚し加工)を施します。
例えば、部分塗装では屋根の塗り分けやスカートのエアコックの塗り分けなどがあります。ウェザリングでは架線などの鉄粉汚れやディーゼルエンジンの排気汚れなどが主なものですね。
当車両所所属車でもウェザリングを施している車両がちょくちょく在籍しています。部分塗装はほとんどの車両に施しています。
列車無線アンテナや信号炎管も造形がいいものは部分塗装だけで済ませます。
ちなみに、台車はそこまで拘らずにKATO小型車両用台車/動力をなんとなくで使い分けています。
走っちゃえばわかりません()
というかNの台車は高いんです(KATO小型は1両¥300, KATOのN用は1両¥400~500)
まぁ台車は写真を撮るにしても影になることが多いのであまり見えないでしょう…
マグネットカプラー改HMといい安くできるところは安く済ませます。
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長々と書きましたが、僕のBトレへの思いはこんな感じです。
矛盾しているような箇所もありますが…
こんな感じで今年もBトレを集めて弄っていきます。
それでは、
今年もよろしくお願いいたします!!
ちなみに年末からアイコンを変更しています。
DD54がかっこよすぎるので…苦笑