どうも, よっぴーです。
今回はタイトル通り“EF66をKATOナックル化”していきます。
EF63と似たような工法でナックル化しているので,そちらも合わせてご覧ください。
=>《Bトレ改造》EF63にナックルカプラーを装備させる - よっぴーの鉄分豊富日記 はてな線
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材料はこちら。EF66 1両あたりの必要量です。
- SGブロックパーツ(2個)
- プラ丸棒 直径1mm
- プラ板
- ウレタン
- KATOナックル短(2個)
この他に塗料や接着剤, 工具(ニッパー, ピンバイス 等)をご用意ください。
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それでは始めていきましょう。
まずEF66からスカートを取り外します。
次にスカートの切り欠きに合わせてSGブロックの連結器を収める部分を切り出します。
組み合わせるとこんな感じに
続いて, SGブロックの切り出した部分にある取り付けピンを切り取ります。
そして, 1mmぐらいのドリルで穴をあけます。
そこにプラ丸棒を通し, 適度な長さで切断してからプラ丸棒にナックルカプラー※を通します。
ブロックパーツとプラ丸棒は必要があれば接着してください。
スカートとブロックパーツは組み立てる前に塗装しておきましょう。
スカートはグレー1色です。
※ナックルカプラーの色の参考
·原色=>黒
·下関所属(ブルトレ末期)=>グレー
·試験塗装(20号機)=>黒
·各種更新色=>グレー
·更新国鉄色(27号機)=>黒
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メモ
Bトレゼロロクのスカートには“元空気だめ引通管コック(MRP)”のモールドがありますが, これはJRF仕様にしかついていません。
国鉄仕様, JRW仕様にする場合は削り落としておきましょう。
また, JRW仕様は連結器左側にスハ25形300番台のパンタグラフ用の“KE70HE形ジャンパ栓”があります。適当なスカートからジャンパ栓を持ってきて貼っておきましょう。
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次にスノープロウを作ります。
ウレタンをスカートの形に合わせてカットします。
厚さは3mm以内にしましょう。分厚すぎるとレールと接触し, 脱線する恐れがあります。
三角っぽくカットしたウレタンに細く切り出したプラ板を貼ります。
そして両端に薄く切り出したプラ板を貼り付け, 誘導員用ステップを表現します。
そして塗装※します。
※スノープロウの塗装は連結器と同じ
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最後にこれらを接着します。
連結器周りのエアコック, ジャンパ栓の配置等は実車を参考にして適宜加工してください。
組み上げれば完成です。
KATOのスカートが手に入らないことから始めたナックル化加工ですが, 結構良い感じになりました。
カプラー周りの自動復心装置のカバーが出っ張っている感じもそれっぽく再現できました。
また, 今回は49号機(JRW仕様床下黒)と33号機(貨物新更新色)にウェザリングを施しました。
49号機には旅客車にみられる連結器周りが黒くなっているのを, 33号機は貨物車にみられる全体的に茶色くなっているのをそれぞれ再現しています。
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今回は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。